nodenvを使ってプロジェクト毎のNodeのバージョンを指定する
2019.10.24
nodenvで一部のディレクトリのみNodeのバージョンを変更します。
環境
- OS:macOS Catalina(10.15)
- Node:12.10.0
対象のNodeのインストール
# nodenv上にインストールされているnodeの確認
# systemに元から入っているnodeと10.16.3が現在インストールされています
$ nodenv versions
system
* 10.16.3 (set by ~/.nodenv/version)
インストールしようとしたバージョンはnodenvにインストールされていないようなので、nodenv install 12.10.0
で該当バージョンをインストールします。また、インストール可能なバージョンは nodenv install --list
で確認可能です。
# インストールが可能なバージョンを調べる。
$ nodenv install --list
# 12.10.0をnodenvにインストールする
$ nodenv install 12.10.0
Downloading node-v12.10.0-darwin-x64.tar.gz...
-> https://nodejs.org/dist/v12.10.0/node-v12.10.0-darwin-x64.tar.gz
Installing node-v12.10.0-darwin-x64...
Installed node-v12.10.0-darwin-x64 to ~/.nodenv/versions/12.10.0
# nodenv versionsコマンドでインストールされたのか確認
# 12.10.0 が表示されればインストール成功です。
$ nodenv versions
system
* 10.16.3
12.10.0
local環境作り
いろいろディレクトリ毎の環境を作成します。対象のディレクトリに移動して、nodenv local 12.10.0
を叩くのみです。
# 対象のディレクトリに移動してバージョンを指定
$ mkdir LocalNodeTest
$ cd LocalNodeTest
$ nodenv local 12.10.0
## バージョンの確認
$ node -v
v12.10.0
$ nodenv versions
system
10.16.3
* 12.10.0 (set by {対象のディレクトリ}/LocalNodeTest/.node-version)
これで、LocalNodeTest
内のみNodeのバージョンが12.10.0になりました。非常に簡単にできました。また、バージョン情報は LocalNodeTest/.node-version
にバージョンは記述されており、このファイルをgit管理して、プロジェクトで使用するバージョンを明記しておくといいでしょう。